南部アフリカ開発共同体(SADC)大使リレー講義終了

2025.01.23

国際社会学部ではアフリカ地域専攻1年生の必修科目として、秋学期の毎週水曜日2限に南部アフリカ開発共同体(SADC)大使によるリレー講義を実施しています。南部アフリカ開発共同体(SADC)の駐日大使館のご支援のもと、日本と南部アフリカ諸国との交流促進のため、2012年のアフリカ地域専攻の開設時からご協力いただいています。南部アフリカ12か国の大使および外交官が各国の歴史、政治、経済、そのほか様々なテーマで講義をおこなう大変ユニークかつ贅沢な授業です。

今年度は、2024年10月9日(水)からスタートし、1月15日までに全11回のリレー講義が行われました。


<後半の講義>
【第8回】12月4日(水)マダガスカル共和国 ハリソア?ヴェロニク?トトザフィ臨時代理大使
【第9回】12月11日(水)レソト王国 ママスファ?ソール臨時代理大使
【第10回】1月8日(水)ボツワナ共和国 ゴツィリーン?モラケ特命全権大使
【第11回】1月15日(水)アンゴラ共和国 カブラル?ラウレアノ?ネト参事官


コロナ禍でオンライン授業が続きましたが、昨年から4年ぶりに対面授業に戻り、今年も対面授業で実施しました。講師の方々は、オリジナルの教材を準備し、それぞれ講義内容に工夫を凝らし、わかりやすい英語で授業を進めてくださいました。扱われたテーマは、自然?地理、宗主国からの独立から現在までの政治の動き、経済や産業の動向、日本との協力関係など多岐に渡りました。学生たちは、個別の国についての事前学習をもとに、様々な質問を投げかけ、外交官との活発なやり取りを楽しみました。毎回の個性あふれる授業は、学生たちがアフリカに触れるまたとない機会となっています。グローバル化の進展とともに日本もアフリカも大きく変化しています。同じ地平で様々な課題を共有するフラットな関係を大切にしながら、この授業をアフリカと日本の共生と学びの場としてさらに育てていきたいと考えています。

問い合わせ先

アフリカ地域専攻(坂井)sakai_makiko[at]tufs.ac.jp
[at]は@に変換してください。

マダガスカル ハリソア?ヴェロニク?トトザフィ臨時代理大使
レソト ママスファ?ソール臨時代理大使
ボツワナ ゴツィリーン?モラケ特命全権大使
アンゴラ カブラル?ラウレアノ?ネト参事官
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