【活動報告】「ボラたいむ」 外大生によるボランティア活動報告会を開催しました(前期)
VOLASでは、2024年春学期に学生によるボランティア活動報告会「ボラたいむ」を3回実施しました。
第1回 4月16日(火) 11:50~12:35
テーマ:能登半島地震 災害ボランティア経験を通して
ゲストスピーカー:欧宝体育平台_欧宝体育在线-app下载の学生 1名
今回のボラたいむでは、2024年元旦に発生した能登半島地震の災害ボランティアに参加した本学学生にお話いただきました。現地の状況や実際に行なった作業について、また、滞在中の寝食のようすや持参したものなどについても、数々の写真共に分かりやすく説明していただきました。メディアでは報じられていない地域も、実際に行ってみると人手も支援も不足しており、様々な問題を目の当たりにされたそうです。活動を通して実感されたことは、ボランティアは肉体労働だけでなく、被災された方々との対話を通して、時間をかけて信頼関係を築くことが大切だということ。自分に何ができるか分からなくても、実際に行ってみたら、体力作業だけでなくやれることはたくさんあるので、迷っている人はぜひ参加して欲しいと参加者たちに呼びかけられました。
参加者のコメントシートより
- 現地に行ったからこそ発見できたような経験を共有してもらえたのがとても良かったです。
- 一人でボランティアに参加する行動力の高さに驚きました。自分の地元もいつか地震がくるだろうと言われており、今後災害ボランティア等に携わりたいと思っています。
- 幅広いお手伝いをされてたのは、ご本人の手腕だと思いましたし、とても学びが多かったです。
- 親戚が石川県に住んでいることもあり、私も早いうちに参加したいと思っています。そのため、実際に参加した方にお話を聞くことができ、大変参考になり良かったです。
第2回 6月11日(火) 11:50~12:35
テーマ:音楽の力で途上国に笑顔を! 世界に交流を!
ゲストスピーカー:欧宝体育平台_欧宝体育在线-app下载の学生 1名
マレーシアのサラワク州にて現地の音楽NPO団体に所属し、音楽普及活動を行なってきた本学学生にお話いただきました。日本語パートナーズとしてマレーシアに滞在中、中学校で日本語教師アシスタントをしながら、放課後や週末に、吹奏楽指導、音楽体験イベント開催など様々な活動を経験し、帰国後も、日本とマレーシアの吹奏楽の架け橋となるべく活動を続けています。参加した学生たちもその行動力に刺激を受けたようでした。
参加者のコメントシートより
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日本とマレーシアの架け橋のような役割をしている山本さんに感銘を受けました。
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詳しいお話や写真、動画が豊富で、現地での活動の様子が想像しやすく、楽しく聞かせていただきました。これからの活動も応援しています!
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自分も高校まで吹奏楽をやっていたので、部活に入らないとしても何らかの形で関わりたいなと思っていたので非常に興味深かった。何かできることがないか考えてみたい。
第3回 7月2日(火) 11:50~12:35
テーマ:難民支援ボランティアを経験して
ゲストスピーカー:欧宝体育平台_欧宝体育在线-app下载の学生 1名
第3回「ボラたいむ」では、日本で暮らす難民の方へ日本語支援や生活支援を行ってきた外大生にお話を伺いました。ボランティアを始めたきっかけや支援内容、この経験がこれからの将来の選択肢にどのように繋がってきたのかなど、詳しく語っていただきました。日本語を教える難しさだけでなく、難民の方が日本で生活していく難しさを知り、どの様にしたら共生しやすい社会になるのかの視点をもって生活していきたいと話されました。
参加者のコメントシートより
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実際に利用されたボランティアの団体や始めようと思った動機など詳しく教えて頂けて、非常に充実した時間でした
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今回のお話を聞いて、難民支援やボランティアも自分の将来の選択肢として考えてみたいなと感じました。
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難民に対しても「日本語教師が関わらなければならない」というよりも、少しでも関心がある人たちが、登壇者の方々が友達のような関係性を築いたように、心のサポートも重要視して関わることが大切なのかなと感じました。
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日本語支援に関わった経験がありませんが、実際の体験談から難民への日本語支援の難しさだけでなく、日本語を教えること自体の難しさも理解出来ました。